釣りにハマった きっかけ
いまだに、忙しくて釣りに行けてないです。
なので、釣りにハマってしまったきっかけの話。
事の発端はこれ・・・
初っ端、タマンを釣ってしまったのです。
10年も前のことですが、9月頃の事です。
あの時の暴力的な引きは、今でも強烈に覚えています。
少し波が荒れて、風が強く少し曇っていましたが、時折、太陽の光が差したりするような天気。
場所は、北部の東海岸側、砂浜に根が点在しており、ひたすらに根と根の間に、スプーンを投げては通すを繰り返したと思います。
もちろん始めたばかりで、狙ったところにキャストをするのは、至難のことでした。
根の上に投げてしまったので、根掛かりを避けるために、少し早巻きで巻いて根を避けて、2~3秒ほどフォールしたときです。
とつぜん、ガッと何かに引っかかるのを感じました。
「んっ根掛かり?」
と思ったのも束の間、突然ドッギャーとドラグが鳴り出し、恐ろしい勢いで引っ張られました。
「根に潜られる。」とっさにドラグを閉めますが、それでも勢いは止まらず、思わずスプールを手で押さえてました。
それでも、体を持っていかれそうになるし、後は必死。
それから、なにをしたかは覚えていません。
気づいたら、タマンが目の前の水面で暴れている。
リールは巻くことが出来ないので、海に飛び込んで、片腕を使ってオリャーと一気に魚を下から抱えて陸に揚げました。
息を、はぁはぁ しながら、気づくとスプールを押さえた手の指から、血がゴー、ゴー、たぶんスプールを押さえながらPEラインを指で引っ張ってしまったんだと思います。
とりあえず血を海水で洗い流し、一緒に来ていた嫁に使い捨てカメラに撮ってもらった写真が ↑ これ。
その時使っていたリールが、シャリシャリのゴリゴリで、まともに使えなくなり、あえなく引退。
その後、子供が生まれたりして、1年ほど釣りから遠ざかりますが、あの時の引きが忘れられず、嫁に頼み込んで、リールを買ってもらい、再開、今に至るのです。